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「インドでの就業について」RGF Select India Pvt Ltd インタビュー
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「インドでの就業について」
Japan Desk Head 森土 卓磨様 インタビュー

ファシリテーター ブリッジ編集部:平野

会社名 RGF Select India Pvt Ltd
本社所在地 Gurgaon, Haryana, India
問い合わせメールアドレス enquiries-jp@rgf-select.co.in
ホームページURL http://www.rgf-hragent.asia/india

 

Q:ご回答者様の簡単な自己紹介をお願いします。

RGF Select India Pvt. Ltd.(リクルート人材紹介事業 インド法人)の森土と申します。主に在インド日系企業向けサービスを担う、ジャパンデスクの責任者を務めております。

RGF Chinaでの新規企業担当を経て、リクルート インド拠点での日系企業様の人材支援、ご転職支援を行っています。大学時代にインドの公用語の一つであるウルドゥー語を専攻していたこともあり、インドと関わって早や10年になります。

Q:最近のインドの日本人求人トレンドについて教えてください。

業界を問わず、営業職や総務職などの求人が多いですが、製造業ではミドル〜シニア層を対象としたエンジニアのニーズも増えております。上記の人材ニーズは通常本社から派遣されるケースが多いですが、加速するグローバル化に伴い、社内からの必要人材の供給が間に合わず、外部から直接人材を採用するケースも増えております。

これらのケースでは、一旦は現地法人での採用となりますが、半年から数年で本社採用に切り替わることがあり、将来的なキャリアパスが用意されていることで転職者様にとってもメリットがございます。

最近ではこのような現地採用→本社採用のスキームが第二新卒層でも行われており、将来的な海外事業の責任者候補を囲い込む施策としても考えられています。

Q:貴社のサービス内容について教えてください。

インドにおいて、主に日系企業のご採用支援、日本人とインド人の就職支援を行っております。企業様からのご依頼としては、他国と同様に営業職や総務職の案件が、業界を問わず多いですが、ことインドでは製造業の割合が多いこともあり、専門性の高いエンジニアや工場長やCOOなどマネジメント層のご求人も多い印象です。日本人のご紹介においては、日本国内のリクルートグループの媒体とも提携していますので、難易度の高いスキル案件、技術系案件、拠点立ち上げ責任者など、幅広く対応しております。

ご採用が決まったあとも、希望者へはビジネスマナーや営業の基礎知識などの研修サービスを入社前に実施し、候補者様がより長くご活躍できるようサポートしております。

インド人のご採用に関しては、最新の人材マーケット情報をもとにコンサルティングすることを心掛けております。相場や各種制度が目まぐるしく変化し、数年前の情報が役に立たないことも多いインドですので、常にマーケット情報をアップデートしております。

また近年は異なるパッケージのサービスをご提供することで、多様化する企業のニーズにお応えしております。新規立ち上げの事案や、とことん人材を吟味されたい企業へは、単にご求人内容をお伺いするだけでなく、どのような人物像がベストかを徹底して議論したうえで人材をご紹介しております。対して、ご採用活動を現地スタッフに託され、ローカライズを進められた企業へは、スピードやプロフィールの量に特化した提案を行っております。

Q:インドのビザ発給状況について教えてください。

インド転職には就労ビザ(Employment Visa)が必要ですが、この数年要件に大きな変化はなく、最低給与が年間USD 25,000(会社総支給額)と定められているのみです。

就業経験も必要ないため、新卒・第二新卒層や、近年規制が厳しくなっているシンガポールや香港などのアジア諸外国から、ご転職を切り替えて検討されている方、初めて海外でお仕事をされる方、などが多い印象です。

Q:貴社の扱う求人はどんな求人が多いですか?(業種、職種など)

上述の通り、インドには製造業が多い為、現地スタッフと日本人マネジメントや本社とをつなぐ総務・秘書系の求人が多いです。またミドルからシニア層のエンジニア求人が多いのもインド求人の特色のひとつです。

また、非日系の外資系・インド系の会計・法律事務所や不動産紹介会社からの日本人営業職のご求人案件が近年増加しております。

これは在インド日系企業と日本人が近年増加し、インドでの日系マーケットの認知度が向上したことが考えられます。

Q:どんな方からの登録が多いですか?

以前はご登録いただく転職希望者の過半数が女性でしたが、現在はおよそ3分の2が男性と傾向が変化しています。これは女性の希望者が減ったわけではなく、男性が純増しているのです。また年代別でみると、引き続き若手の希望者からのご登録が多く、現在20〜30代の候補者が全体のおよそ3分の2を占めます。

彼らの多くは留学経験や海外旅行経験が豊富で海外志向が強く、日本勤務のスピード感に違和感を覚えて海外転職を希望されています。近年インド転職の認知度が増加したことで、ご登録が増加しているものと考えられます。なお、全体のおよそ6割がビジネスレベルの英語を習得されております。

Q:インドでの生活について教えてください。

インドは広いため、以下地域ごとに記述します。

■デリー/NCR

日本人人口:約4200人(インド内最多)
特徴:日本人の人口が最も多い為、日本食飲食店も多いです。
観光スポット:デリー周辺のラールキラー、ジャマーマスジッドなどの歴史的建造物と、クラブなどで賑わうハウスカス、サイバーハブなど若者向けのエリア
※最も観光客に人気のタージマハールは、デリーから車で4時間ほどのアーグラという都市にあります。
気候:5〜6月が最も暑く、最高気温は 50 度近くになります。雨期は8月頃から始まり、時折スコールで道路が冠水する箇所も見られます。12〜2月は冬になり、一転して5〜10度まで寒くなります。衣類は夏用〜冬用まで用意する必要があります。

■ムンバイ

日本人人口:約1000人
特徴:ボリウッド映画で知られる都市でインド最大の人口を誇る(2000万人超)
観光スポット:映画「スラムドッグミリオネア」の舞台となったムンバイ駅やスラム街などと超高層ビルとの対比が著しい都市です。ムンバイから北に100kmほどにはワインの産地として知られるナシックがあります。
気候:気温は年中25〜30度ほどですが、6〜9月の雨季は湿度が高く、蒸し暑く感じます。

■バンガロール

日本人人口:約1000人
特徴:日本人人口は増加傾向にあり、日本食飲食店も増えています。「インドのシリコンバレー」と呼ばれるIT都市です。
観光スポット:特に有名な観光スポットはありませんが、日本人以外の外国人人口が多く、バーやクラブなどが並ぶホワイトフィールド周辺は外国人で賑わっています。
気候:気温は年中25〜30度、高地に位置することもあり湿度も低く、年中過ごしやすい気候です。

■チェンナイ

日本人人口:約800人
特徴:日本人がまだ多くない為、日本人コミュニティの団結力が強い。
観光スポット:チェンナイのあるタミルナードゥ州は海に面しており、ポンディシェリ、カンチプラムなどは南国の雰囲気を漂わせます。
気候:年間を通して35度前後と蒸し暑いですが、1〜2月ごろは20度まで涼しくなる日もあり、比較的過ごしやすくなります。

いずれの地域にも大小さまざまな日本人コミュニティが存在し、多くの日本人がスポーツや文化的な活動を通して交流を図っています。

Q:現地の物価水準、治安状況について教えてください。

インドは経済成長が著しく、年々が物価上昇していますが、それでも日本と比べると安いと言えます。尚、日本食は現地では高級なイメージがあるため、高めの値段設定です。
下記が具体例となります。
・食事
ハンバーガーセット 約 150〜200 /INR
カレー 約 100 /INR
日本食ランチメニュー 600/IDR
大瓶ビール 130/IDR
タバコ 250/IDR
(郊外では上記と異なる場合があります)

食べ物などの消費物価と比べ、家賃相場は比較的高めです。いずれの地域でも4〜8 万 INR/月で、日本人向けの家具付きアパートが借りられます。ただ、家賃相場は物件の新古に関わらず、年間で 5,000〜10,000 INR /月ずつ上昇しています。

Q:現地での就業について、何が必要だとお考えですか?また、どんな点に注意が必要ですか?

インドでの就労に必要なものは、コミュニケーション力とポジティブ思考だと考えます。
まずコミュニケーション力ですが、最低限の英語力でも自分の言いたいことを伝える力が重要です。日本人の感覚では「これは言わなくてもわかってくれるだろう」と行間を読み、最低限のことだけを伝えることが多いかと思いますが、インドでその感覚は通用しません。はっきり5W1Hを伝え、きちんと伝わっているか確認をすることも必要です。また、ポジティブ思考は長くインドで生活するうえで重要です。「何を当たり前のことを」と思われるかも知れませんが、インドで働けば楽しいことだけでなく、時間間隔の違いや喧噪など、むしろストレスを感じる場面に多く遭遇します。この時、いちいち気にしていると積もり積もって大きなストレスとなりますので、ポジティブにとらえ、笑い飛ばす明るさが求められます。

Q:インドで働くメリット、デメリットを教えてください。

まず英語を使い、様々な文化背景をもつ人々と協力し、交渉し、事業を推進していく経験ができることが、インドで働くことの大きなメリットかと思います。これらの経験はインドだけでなく、グローバルにビジネスをする上で大きなアドバンテージになるでしょう。

また日本や中国、欧米とは異なる成長市場での就労経験を得ることができることもメリットの一つです。先進国でのビジネスでは、利益率を重視する守りのスタンスをとることが多いかと思います。インドではまだまだ不足しているものが多く、投資フェイズのビジネスが多いですので、綿密さよりもスピードや勢いが重要なります。投資フェイズですので、新卒や就業経験のない方でも就労ビザを取得できることもあり、多くの方にチャレンジの機会がある国と言えるでしょう。

反面デメリットとしては、立ち上げ時期で社内制度が十分に整っておらず、日本のように手厚い福利厚生や教育制度を提供する企業は少ないかと思います。

また、様々な困難が立ちはだかる環境の中で、「インドだからしょうがない」と考え、成果が出せないことをインドのせいにしてしまうと、うまくいかない時にあきらめてしまう癖がついてしまい、インドを離れたとしてもやり抜く力を発揮できない危険性があります。

重要なことは、「インドでは何が起きても不思議ではない」と構えながら、簡単にあきらめず、乗り越えようと試行錯誤するスタンスだと考えます。

Q:インドでの就業希望者へのアドバイスをお願いします。

インド就業に限ったことではありませんが、日本や他国での就業と比較して、インドで働くことには上述の点以外にもメリットとデメリットがあります。

「なぜ海外で働きたいのか」、「インドを選択することで自分は何を得ることができるのか」、「それが将来の自分にどう作用するのか」をしっかり吟味していただき、最後は勢いをもってご決断いただきたいです。

インドでビジネスをする者として、向上心がある方にとっては本当に成長できる環境だとお勧めできますので、ご興味があれば是非インド就職をご検討いただければと思います。

 

会社名 RGF Select India Pvt Ltd
本社所在地 Gurgaon, Haryana, India
問い合わせメールアドレス enquiries-jp@rgf-select.co.in
ホームページURL http://www.rgf-hragent.asia/india

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